モノづくりの学校へ
モノづくり学校 京都伝統芸能学校
数ヶ月前、ある1通のメールが私の元に届きました。
私の元へ1通のメールが届きました。「今、大学に通っているが、来年卒業したら入社したい」との事です。
最初は、採用に関する問い合わせだと持っていましたが、履歴書を拝見すると京都伝統工芸大学校に在学している台湾の方で
した。
京都伝統芸能大学校を調べると日本の伝統工芸に関するモノづくりの学校との事。
本人と面接と学校に興味があったので学校へ行ってみることに。
学校には木工芸から竹工芸、漆工芸、蒔絵、陶芸、木彫刻、仏像彫刻、友禅、和紙工芸など
様々な日本の伝統工芸を学べる場所でした。
木工芸に関してですが木工機械の使い方から手道具、鑿や鉋など研ぎ方から
使い方まで徹底的に学ぶというものでした。
この素晴らしい環境があることに目から鱗が落ちる想いでした。
木工を学んでいる生徒は約60名そのうち女性も20名学んでおります。
男女関係なく鉋や鑿を駆使して課題に取り組んでいる姿がとても印象的です。
私は企業人として学んでいる子供たちの受け皿の一端を担える様にしていきたいと思います。
好きな事を学び、それでメシが食べられればそれこそ幸せなことはないと思います。
しかし現実は違います。それでも共通のものづくりに携われていればこそ未来は必ず開けてくると私は思います。
自分の足で見て聞いて感じることが改めて大切なことだと感じます。