木工で育む子どもの心
動画で発信!
子どもと道具でものづくり
こんにちは。白石木工の白石です。
前回のブログでは、木工の現場に欠かせない金槌(づち)について書きました。
皆が知っている道具でありながら、何となく使っている方が多いと思います。
白石木工が配信しているYouTubeチャンネルでは、ものづくりの楽しさを伝えるコンテンツを配信しています。
その中で、金鎚の使い方動画のシリーズがありますが、今回は応用編として、金槌で釘を打って小物入れを作りました。
今回使った組み立てキットは、2020年の夏に木工組合の子ども向けイベントのために用意したものでした。
本来なら子どもたちに組み立ててもらいたかったのですが、コロナ禍で止むを得ず中止に……。
せっかくなので、動画では私の息子と一緒に組み立てることにしました。
撮影中、非常に緊張していた息子。金槌を使わせてみると……?
「一人の親」として
子どもたちに伝えたいこと
普段は本を読んだり、ブロックを使って建物をつくりながら冒険するゲーム「マインクラフト」にハマっている息子。
何かを作る事が好きだとは知っていましたが、木工に興味があるのはとても嬉しいですし、工場で遊んでいた自分の子どもの頃を思い出します。
失敗しないように、間違えないようにと、私も親心で色々手を貸したくなってしまうのですが、自分で失敗しないと気づけないこともあります。
どんどん挑戦して失敗することで、乗り越えられる心が育まれます。
そうして「できた!」という成功体験を子どもたちに沢山してほしいなと思います。
お子さんと一緒のおうち時間で、まずは簡単なボックス作りなどからはじめてみましょう。
ホームセンターで売っている杉の板材などを使って、最初に釘を打つ練習をしてみてください。
板材は割れやすいので、お子さんが釘を打つ時は、あらかじめ印を付けてあげると打ちやすいですよ。
金槌の使い方は、是非、動画を参考にしてみてくださいね。